彼女と付き合い初めて間もない時に、ドライブデートの時に車の中でアクシデントが起きました。車に乗っている途中に、喉が渇いたからと言って、パーキングエリアで白ブドウのジュースを買って車に乗っていました。この白ブドウが、後に悲劇を起こすとは思っていなかったのですが、自分の好きなジュースで良かったかもしれないですね。

運転していると彼女が急に叫んで、「ジュースをこぼした」と言ってはしゃいで?いました。白ブドウが幸いして、白い服に目立たないように、太ももから下はびしょびしょに濡れていました。寒い時期でもなかったので、本当に不幸中の幸いでしたね。

高速道路を降りると、すぐにタオルで服を乾かすように拭いて、その後のテーマパークのデートを楽しみました。デート中は、ジュースをこぼしたことは考えてなかったのですが、帰りの車の中で、今日の一番の思い出は何かという話になった時に、ジュースをこぼしたことが一番にあがりました。アクシデントというのは、デートの内容よりも鮮明に記憶に残ると言うことなのですね。

10年後に、久しぶりに同じ道を通る機会があって、同じように自分では普段飲まない白ブドウのジュースを買って、あの時のことを覚えてる?と聞いてみました。あれだけ楽しかったアクシデントを忘れるはずがない、と懐かしむように話してくれました。10年経ったことも、忘れるくらい同じシチュエーションが出来ると、簡単に過去に戻れるんだと不思議に思いました。

彼女とは結婚することになりましたが、こぼしたジュースがもしかすると良かったのかもしれないですね。あの白ブドウのジュースは、こぼした時の1本と、10年経った時に飲んだ1本だけです。また10年したら、昔を思い出すようにあの白ブドウのジュース、今の奥さんと飲みたいなと思います。